かみ合わせ

マウスピースを利用した症例

マウスピースで症状が改善したケースを紹介します。

初診時、患者様の訴えは「右の咬みあわせが高い気がする。右耳の耳鳴りがある。」でした。

初診時の写真です。

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歯が回転して上下の歯がうまくかみ合っていない部位はありますが、それ以外は特に問題がないように見えます。

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このような咬みあわせのズレや異常は、頭痛・肩こり・耳鳴りなどの不定愁訴や顎関節症の原因となる事があります。

このようなケースでは、マウスピースを利用する事によって正しい位置で咬めるようになり、顎関節の負担を軽減できます。スライド7

マウスピースを使用したところ耳鳴りは消えました。念のためゴシックアーチという装置で顎関節に異常がない事を確認しました。

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このようにマウスピースは咬みあわせの悪い方や顎関節症の方には効果的な治療ですので、お悩みの方はご相談ください。

 

 

 

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入れ歯を伴った噛み合わせの修正

症例ブログをご覧の皆様こんにちは。
今回は不適合になった入れ歯・差し歯・歯周病・咬合平面の修正・改善を行った症例です。
かみ合せせついては、下記を参照してください。
初診時のレントゲン・口腔内写真です。
咬合平面のズレ・保存不可能な歯の存在・不適合入れ歯の確認ができます。
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本来、咬合平面は、頭の基準平面を軸にきめられています。
このように湾曲して存在することはありません。
患者様には、平面の修正・保存不可能な歯の抜歯・入れ歯の再製作をお話して
了承を得たので治療を開始することとなりました。
まずは、レントゲン・模型上にて患者様に保存不可能な歯、差し歯の不適合部、
平面の異常の説明をおこないます。
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出来上がった治療用入れ歯・仮り歯を見ていただき、
イメージしていただいた後に治療にはいります。
抜歯を行い、治療用の入れ歯・仮り歯を同日に行います。
このときの処置時間は大変長くなります。
(治療用の入れ歯は保険適応外になります。)
この時点でおおまかな咬合平面の修正は行います。
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次に虫歯・歯周病の処置となります。右下の一番奥の歯に虫歯が存在し、
痛みを生じてしまっているので、神経の処置となりました。
同歯の歯の股の部分に炎症(根分岐部病変といいます)が存在しているため、
今回は歯根分割法を選択しました。
歯根分割を行うことで、歯の股の炎症を除去しメインテナンスを行いやすい環境作りを行います。
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歯周組織・咬合平面の安定が得られた後に最終的な被せ物・入れ歯を作成していきます。
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最終的な状態の写真になります。
治療前後と比較すると大きく異なります。患者様も大変喜んでいただけました。
ここからは、メインテナンスになります。一緒にがんばりましょう。
全体的な処置はどうしても、時間・回数はかかってしまいます。
根気よく続けるしかありませんが、我々も最大限努力しますので
ご理解の程よろしくお願い致します。
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噛み合わせのズレを改善した症例

歯を失った部分にインプラントを行うことで、しっかりとした上下の噛み合わせをつくり、さらに部分矯正や適切な被せ物をいれることで、噛み合わせのズレを改善した症例

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左下の歯(向かって右下)を失ったことで、咬む相手のなくなった左上の歯が伸びてきてしまったことを気にされて来院された患者さんです。
このように、部分的に歯が伸びてくることによって、うまく食べ物を咀嚼することができなくなったり、また、噛み合わせに違和感を感じる部分を避けようとして、本来とは異なる位置で咬む癖がついてしまうこともあります。これにより、顎の痛みや違和感が出ることもあるので注意しなければなりません。

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少数の歯を失った場合には一般的にブリッジという方法で歯を補います。
比較的容易に処置を終えることができますが、失った部分にかかる噛む力を、周りの歯が直接的に負担しなければならないため、負担過重となってしまう可能性があります。
特に左下(向かって右側)に装着されているような片側にしか支えのないブリッジではその負担がさらに大きくなることが知られています。

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かぶせ物を入れる治療を行う前にマウスピース使用していただき、まずはマウスピース上で正しいかみ合わせの位置を探していきます。
何度か調整を行いながら噛み合わせの安定が得られ、違和感がないことを確認したら、その噛み合わせの位置を目標にして、実際の歯の処置を行います。

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古い被せ物を仮歯に置き換えながら、正しい位置でのかみ合わせを作っていきます。
伸びてしまった歯は、虫歯の治療をしながら周りの歯とおおよそ同じ高さになるように調整を行いました。

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今回、歯の欠損部位にはインプラント治療を行っています。これは、顎の骨の中に人工のネジのようなものを埋めていく方法で、周りの歯に負担をかけない唯一の方法として知られています。外科処置を伴う方法ではありますが、しっかりと部分麻酔をすれば痛みを感じることなく処置を進めることが出来ます。
これにより、一本の歯にかかる負担を軽減することができたため、長期的に安定したかみ合わせを作ることが出来ました。

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さらなる咬み合わせの改善を図るため、咬み合わせの高さをわずかに拳上し、さらに部分的な矯正治療を行いました。

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矯正治療を行い、上下の前歯の噛み合わせを改善するとともに、奥歯の仮歯の調整を行い、最終的なかみ合わせを想定した微調整を行いました。

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最終的な被せ物を入れた状態です。
伸びてしまっていた歯の位置関係を改善することで、スムーズな咀嚼を可能とし、また、ブリッジ部分をインプラントに変えたことで長期的にも安定したかみ合わせを作ることが出来ました。
また、かぶせ物に白い材料を選ぶことで、審美的にも良好な結果を得ることが出来ました。

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マウスピース(スプリント治療)

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皆さん誰もが、何かしらのストレスを感じているはずです。

肉体的ストレス・精神的ストレス

知らず知らずのうちに感じているストレスが、無意識に歯ぎしりや・くいしばりといった

行動に出るのですが、多くの方は自身のそういった行動に気がついていないのです。

大半が無意識の状態、睡眠時に起こってます。

歯ぎしりやくいしばりは、相当な「強い力」です。

歯や歯を支えている骨に、負担をかけている事に間違いありません。

また、正しい咬み合わせで咬めるようにするための、マウスピース治療も行ってます。

ぜひ、お気軽にご相談してください。

衛生士・岡川

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親知らず→矯正→ブリッジ。

ブリッジという治療方法は、歯を抜いたところ(欠損部)に入れるダミーの歯を被せもので固定する方法のことです。そのため、抜いた歯の両側に健康な歯が残っている必要があります。また、ダミーの歯はなるべく小さいほうが、固定をしている歯に負担が少ないため、1本程度の欠損に適応されることが多い治療方法となります。

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むし歯と歯根の先の病気のために歯を2本連続で抜くことになりました。2本連続の欠損では支える歯に大きな負担がかかるため、部分矯正を行うことで親知らずを利用したブリッジを行うことになりました。先ずは、親知らずを正しい向きに直すために、ほっぺた側に回転させながら、欠損部の隙間を小さくするために手前に徐々に引っ張ります。

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安定したブリッジを作れる場所に親知らずが移動してきたので、支えとなる2本の歯の平行性がとれるように親知らずを起こしていきます。

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上のレントゲンでは、左下の奥歯に大きな膿の袋を認めます。残念ながらこの歯は抜歯になってしまいました。そこで、安定したブリッジ治療を行うために矯正治療を行い、1番左側にあった親知らずを、約歯1本分右に移動しました。支えとなる歯の平行性も取れていると思います。

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 抜歯前          矯正治療後

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 仮歯装着時        ブリッジ装着時

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術前            術後

今回はメタルボンドクラウンを用いたブリッジで治療を行いました。表面はセラミックを使用することで審美性に優れ、中にはフレームとして金属を用いていることで強度を出し、また、適合に優れた被せものを作ることができます。

安定して長い間使用していただけるように、メンテナンスもがんばりましょう。

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部分的な噛み合わせの改善

普段何気なくお食事をしている噛み合わせであっても、部分的な歯並びの乱れがあることで、
歯を支えている組織や顎の関節などにも負担をかけてしまっている可能性があります。
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この患者さんは、一番奥の歯が上下ですれ違いうまく噛み合っていません。
歯並びが乱れていることでうまく歯磨きができずに大きな虫歯も作ってしまっていました。
 
 
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まずは虫歯の治療として、神経を取る処置と土台をたてる処置を行いました。
その後に上下がうまく咬み合わさったかぶせ物を入れるために部分矯正を行うことになりました。
 
 
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上下の歯が正しい位置関係になり、またかぶせ物を入れるための適切な隙き間ができました。
 
 
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最終的なかぶせ物は審美性を重視したセラミックのタイプを選択しました。
 
しっかりとした噛み合わせを確保しながらも、歯ぎしりをした場合の負担は回避できるような
理想に近い噛み合わせを得ることができました。
 
長期にわたって使用していただけるようにメンテナンスも頑張りましょう。
 
 
 
 

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全体的な治療

 

今回は全体的に治した症例となります。
 
主訴は精密検査をしたいとのことで来院された患者様です。
 
最初に全体的なレントゲン写真、口腔内写真の状態を示します。
 
 
不適合な差し歯、グラグラの歯など抜歯を行わなくてはならない歯が多数存在します。
 
その後、フェイスボウという装置を利用して、咬む平面のズレを模型上で確認していきます。
 
 
その後、保存不可能な歯を抜歯させていただきました。
 
 
 
今回は抜歯と同時に歯茎の処置も行いました。
 
なぜ、歯茎の処置を行ったかというと、歯肉には柔らかくほっぺた・唇を引っ張ると動く歯肉と動かない歯肉が存在します。
 
この動かない歯肉の存在が残存している歯の予後に大きく影響を及ぼします。
 
今回は残存している歯の周りになるべく硬い(動かない)歯茎を残すことを目的として、この処置を行いました。
 
初期治療が終了し、仮の歯が入った状態の写真となります。
 
 
続いて咬み合わせの微調整を行っていきます。
 
人間は、草食動物と異なり、食事中の顎の動きはただの上下運動ではありません。
 
微妙な楕円を描きながら食事をしています。その時、ガイドとなるのが犬歯(糸切り歯)です。犬歯の裏側の斜面の角度を仮の歯で微調整していきます。この咬み合わせを犬歯誘導と呼びます。
 
 
犬歯誘導の調整が終わったら、左右前後の咬み合わせの位置が正しいかをゴシックアーチとよばれる装置を口腔内に入れて確認します。
 
 
そして、せっかく調整したものを最終的な被せ物に反映させるために、再度フェイスボウとよばれる装置を用い精密に咬合器(人間の顎の動きを再現する装置)に装着して、最終的な被せ物を作っていきます。
 
 
最終的な状態の写真です。小さい方が術前の状態です。
 
 
ここから先は、メインテナンスが重要になります。定期健診はしっかり受診しましょう!
 

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短期間での咬合の再構成

初診時の写真です。

虫歯がいくつもあり、咬み合わせが低くかみ合わせの平面もがたがたしていました。

初診時のレントゲンです。

全体的に、骨が溶けてしまい、歯の数も少ない状況です。

 

ご持参いただいた、古い入れ歯をいれた状態です。

かみ合わせが合っていないので入れ歯の修正をして咬めるようにしました。

 

かみ合わせの位置、平面があっていない為、かみ合わせを高くする処置をしました。

 

虫歯を取り、かぶせ物もはずしました。

長い期間でのご通院が難しい方でしたので新しいかぶせものと

入れ歯の形取りを同時におこないました。

 

左上と右上に3本ずつかぶせ物とワイヤーが入りました。

 

ワイヤーに入れ歯の材料を口腔内で装着し入れ歯を完成させました。

 

 下の入れ歯も入りました。

 

上下で入れ歯が入りました。

かみ合わせの高さをあげて平面がそろいました。

今回のポイントは、患者様の都合により1ヶ月半という短い期間で咬み合わせから

歯周病、義歯、平面までを治しました!

 

 

 
 
 
 

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