矯正歯科

矯正治療

•初診の状態です。 歯列不正の影響で咬み合せが悪く、顎関節に痛みが出ているような症例です。
•顎関節の症状を改善するには、咬み合せを治す必要があります。
•矯正装置をもちいて歯列不正の改善、ならびに咬み合せの改善を行うことになりました。
•矯正治療=審美 と思われる方が多いと思いますが、咬み合せをなおすことにも非常に有効な治療方法です。
•約10か月後の状態です。
•歯列不正の改善、咬み合せの改善が完了し顎関節の痛みが和らぎました。
•この状態を維持するためにも、現在は定期的な検診を行っています。

赤坂の歯医者【赤坂デンタルオフィス】土日診療/平日夜8時半

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噛み合わせのズレを改善した症例

歯を失った部分にインプラントを行うことで、しっかりとした上下の噛み合わせをつくり、さらに部分矯正や適切な被せ物をいれることで、噛み合わせのズレを改善した症例

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左下の歯(向かって右下)を失ったことで、咬む相手のなくなった左上の歯が伸びてきてしまったことを気にされて来院された患者さんです。
このように、部分的に歯が伸びてくることによって、うまく食べ物を咀嚼することができなくなったり、また、噛み合わせに違和感を感じる部分を避けようとして、本来とは異なる位置で咬む癖がついてしまうこともあります。これにより、顎の痛みや違和感が出ることもあるので注意しなければなりません。

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少数の歯を失った場合には一般的にブリッジという方法で歯を補います。
比較的容易に処置を終えることができますが、失った部分にかかる噛む力を、周りの歯が直接的に負担しなければならないため、負担過重となってしまう可能性があります。
特に左下(向かって右側)に装着されているような片側にしか支えのないブリッジではその負担がさらに大きくなることが知られています。

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かぶせ物を入れる治療を行う前にマウスピース使用していただき、まずはマウスピース上で正しいかみ合わせの位置を探していきます。
何度か調整を行いながら噛み合わせの安定が得られ、違和感がないことを確認したら、その噛み合わせの位置を目標にして、実際の歯の処置を行います。

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古い被せ物を仮歯に置き換えながら、正しい位置でのかみ合わせを作っていきます。
伸びてしまった歯は、虫歯の治療をしながら周りの歯とおおよそ同じ高さになるように調整を行いました。

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今回、歯の欠損部位にはインプラント治療を行っています。これは、顎の骨の中に人工のネジのようなものを埋めていく方法で、周りの歯に負担をかけない唯一の方法として知られています。外科処置を伴う方法ではありますが、しっかりと部分麻酔をすれば痛みを感じることなく処置を進めることが出来ます。
これにより、一本の歯にかかる負担を軽減することができたため、長期的に安定したかみ合わせを作ることが出来ました。

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さらなる咬み合わせの改善を図るため、咬み合わせの高さをわずかに拳上し、さらに部分的な矯正治療を行いました。

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矯正治療を行い、上下の前歯の噛み合わせを改善するとともに、奥歯の仮歯の調整を行い、最終的なかみ合わせを想定した微調整を行いました。

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最終的な被せ物を入れた状態です。
伸びてしまっていた歯の位置関係を改善することで、スムーズな咀嚼を可能とし、また、ブリッジ部分をインプラントに変えたことで長期的にも安定したかみ合わせを作ることが出来ました。
また、かぶせ物に白い材料を選ぶことで、審美的にも良好な結果を得ることが出来ました。

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親知らず→矯正→ブリッジ。

ブリッジという治療方法は、歯を抜いたところ(欠損部)に入れるダミーの歯を被せもので固定する方法のことです。そのため、抜いた歯の両側に健康な歯が残っている必要があります。また、ダミーの歯はなるべく小さいほうが、固定をしている歯に負担が少ないため、1本程度の欠損に適応されることが多い治療方法となります。

スライド2

むし歯と歯根の先の病気のために歯を2本連続で抜くことになりました。2本連続の欠損では支える歯に大きな負担がかかるため、部分矯正を行うことで親知らずを利用したブリッジを行うことになりました。先ずは、親知らずを正しい向きに直すために、ほっぺた側に回転させながら、欠損部の隙間を小さくするために手前に徐々に引っ張ります。

スライド3

安定したブリッジを作れる場所に親知らずが移動してきたので、支えとなる2本の歯の平行性がとれるように親知らずを起こしていきます。

スライド6

上のレントゲンでは、左下の奥歯に大きな膿の袋を認めます。残念ながらこの歯は抜歯になってしまいました。そこで、安定したブリッジ治療を行うために矯正治療を行い、1番左側にあった親知らずを、約歯1本分右に移動しました。支えとなる歯の平行性も取れていると思います。

スライド4

 抜歯前          矯正治療後

スライド5

 仮歯装着時        ブリッジ装着時

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術前            術後

今回はメタルボンドクラウンを用いたブリッジで治療を行いました。表面はセラミックを使用することで審美性に優れ、中にはフレームとして金属を用いていることで強度を出し、また、適合に優れた被せものを作ることができます。

安定して長い間使用していただけるように、メンテナンスもがんばりましょう。

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歯周病と咬合性外傷の治療

 初診時のレントゲン写真と口腔内写真です。

初診時

左上2番が歯周病と咬合性外傷によって、垂直的な骨吸収を認めます。

歯周ポケットは7㎜で、排膿も認め、歯の動揺が著しい状態です。

また、咬む力によって歯が移動してフレアアウトしています。

 

歯周病と咬合性外傷の問題を改善するために、歯周基本治療と矯正を行いました。

矯正後

治療後、歯周ポケットは4㎜に改善し、歯の動揺も軽減しました。

矯正を行ったことで、咬合性外傷の問題を改善することができ、

さらに審美的にも良くなり、患者様ご本人にも喜んで頂きました。

 

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MTM・スプリントを用いた全顎治療

①下の歯列が上の歯列に対し、右にずれてしまっているので、スプリントを使用し、

噛んだ時の位置を理想の位置へ戻しながら矯正をし、歯並びも改善していく。

②咬合高径(上下が噛み合った時の上顎と下顎の位置)が低いので

奥歯の被せものの高さを、高めに作り咬合高径を高くしていく。

人は下の顎を上下に動かすだけでなく、無意識に左右上下にも動かしているため、

歯の生え方がずれてしまっていたり誤った被せものをしていたりすると

顎の動きが抑制されてしまい、そのため顎の関節に痛みが出てしまったり、

顎の周りの筋の硬直が起こってしまったりします。

なので、まずスプリントという装置を使いそのスプリントを使用している時のみ

下の顎が左右前後自由に動かせるようにし、筋の硬直を取り除き関節の痛みの

症状などもあればその痛みも緩和させていきます。

しかし、その症状が解消されるのはスプリントを使用している時だけなので

ある程度顎がスムーズに動いてくるようになった後はスプリントを外したときも

その環境を作り出すため不適合な被せものも正しい被せものにやりかえ、

矯正で歯の位置も治していきます。

人の咬み合わせの位置というのは奥歯の位置で決まります。

奥歯がなかったり被せていた被せものの咬み合わせが悪かったりすると

咬む位置が低くなり奥歯が低くなってしまうと、咬んだ時上下の前歯が強く接触してしまい、

上の前歯が下の前歯に押し出されるようにぶつかり

上の前歯が前に突き出されてしまうようになってしまうのです。

ただし、いきなり高さをつけた被せ物をしてしまうとかなりの違和感が出るため

仮歯を使いながら少しづつ材料を盛りながら高さを出し

その高さに慣れてから本物の被せものを被せていきます。

 

 

 

右上の一番奥の歯の被せものを外すと土台の部分の高さが低く、

この状態では再び被せていっても維持力が劣るため外科的処置で周りの歯肉を落とし

土台の高さを出すという「歯冠延長術」を行いました。

 

歯列・咬合高径改善、補綴物も審美的に白い被せ物を入れ、

審美・機能的に改善することができました。

 

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折れた前歯に対する処置

前歯が折れてしまったことで来院した患者さんです。
元々、神経を失っている歯で、歯の中が虫歯になってしまっていました。
 
 
 

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歯肉の中まで歯が欠けてしまった場合には、きれいに型取りができないことや強度が弱くなってしまうこと、歯肉の炎症が残ってしまうことから、長期的に安定した経過を得るために抜歯を選択されてしまう可能性があります。
 
 
 
 
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そこで今回は、土台と仮歯を入れた状態で部分矯正を行うことで長期的に安定したかぶせ物を入れられる工夫をしました。
上の写真は、向かって左側の歯を下に引っ張ることで、元々残っていた歯を歯肉の中から出してあげている所です。
 
 
 
26.jpg左側の歯を適正な位置に移動した所、左右の歯の高さの違いが大きくなってきてしまったので、向かって右側の歯も審美的な理由から若干引っ張ることにしました。
矯正で徐々に歯を引っ張ることで、歯と一緒に周りの歯肉や骨も引っ張られてきます。
 
 
 
 
2 2.jpg矯正が終わったので仮歯を新しくしました。
歯肉の炎症がなくなり安定した状態になってきましたが、右側の歯の長さがまだ気になります。
 
 
 
 
25.jpg歯肉の高さを合わせる処置と同時に歯を支えている骨の高さもそろえました。
 
 
 
17.jpg歯肉の炎症が治まりました。
仮歯を外した状態です。
 
 
 
16.jpg
最終的なかぶせ物が入りました。
歯肉の状態が安定し、歯の長さも整えることができました。
 
 
 
虫歯や破折によってご自身の歯が歯肉の中に隠れてしまった場合でも、抜歯をせずに治療を行えることがありますので、お悩みの方は一度ご相談ください。
 

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全顎矯正

 

全顎矯正とはすべての歯に矯正力をかけることを言います。

↑術前です。上下とも前歯の並びに問題があります。

↑診査・診断を進めていきます。

↑今回のケースは上下左右一本ずつ歯を抜いてスペースを作った方がより綺麗に歯が並ぶので、

了承を得て抜かせていただきました。

↑矯正装置を装着したところです。

↑ 20ヵ月目で装置を外すことができました。

↑ 歯並びが良くなったことで唇のラインも綺麗に整いました。

メンテナンス一緒にがんばりましょう。

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全顎治療

今回は虫歯の治療を主訴に来院した患者様の症例の紹介となります。

初診時の口腔内写真とレントゲン写真になります。

下顎の前歯を除き全体的に虫歯・不適合の差し歯の存在を確認できました。

虫歯の除去を行い仮の歯を入れた状態が次の写真の上段になります。

下段の写真は今後、前歯最終的な被せ物を入れたときに、咬みこみが深いため問題を起こしてしまうため、かみ合わせを挙げている写真になります。

前歯にフィルムのようなものを咬んでもらい、約1mmのかみ合わせを挙げました。

続いての写真は小矯正の写真になります。

下顎前歯は虫歯は無かったのですが、歯並びが若干ずれてしまっているため綺麗に並べることを目的に行いました。

小矯正を行いながら、上顎前歯の歯間乳頭とよばれる部分の審美的な調整をおこないました。

この歯間乳頭をいかに綺麗に仕上げるかによって最終的な被せ物が綺麗に入るかが決まってきます。(血が苦手な方は見ないでください)

 

外科処置後歯と歯の接合部分(コンタクトポイント・エリア)の調整を仮の歯で行います。

日本人・西洋人等骨格に合わせて、顎の骨の一番高い所から適切な接合部分を設定することのよって仕上がりに差ができます。

歯周組織の回復を待った後に最終的な被せ物を入れていきます。

試適時にX線写真を撮影して適切な接合部分が得られているかの最終確認を行います。

問題なく仕上がったために最終的な被せ物をセットしました。

次の写真が最終的な状態です。右の写真は下顎前歯を矯正したため後戻り防止のためのリテーナーという装置です。

ここまで、約1年10ヶ月本当にお疲れ様でした。

ここから先はメインテナンスに移行します。頑張ってメインテナンスを行いましょう。

最後に治療前・後の写真となります。

 

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